東京都練馬区大泉町で江戸時代から続く
「白石農園」では2019年4月より新たな取り組み
としてアスパラガスの栽培を開始しました。
本格的な出荷が始まる2020年。
地域の福祉施設「かたくり福祉作業所」と協力して
インターネット販売を始める準備をしています。
アスパラガスを通して福祉と都市農業の振興を図る
私たちに協力してくれませんか?
\\ 広めて協力!SNSでシェア //
ご報告
この度はクラウドファンディングにご支援をいただき誠にありがとうございました。
とても時間がかかってしまいましたが、4月20日をもちまして全ての方に返礼品の送付を完了いたしました。
私共としても福祉作業所としても初めての経験で、お待たせしてしまったことはもとより様々な至らない点があったことをお詫び申し上げます。
また、たくさんの嬉しいご感想もいただきありがとうございます。
さて、アスパラガスは世間の状況に関係なく元気にたくさん採れるようになってまいりました。
ついに一般販売の発送開始です。
今回のクラウドファンディングの送付がとてもいい練習になりスムーズに発送ができております。
また、クラウドファンディング同様にご購入いただくことで、かたくり福祉作業所へ工賃をお支払いすることができます。
中々、外出のできない日々が続きますが是非ご自宅で新鮮なアスパラガスをまた楽しんでみませんか?
大切な方々への贈り物にもご利用ください。
白石農園の通販サイト https://shiraishi-farm.com/
2020年4月21日 白石農園 白石 秀徳
御 礼
この度は白石農園のアスパラガスプロジェクトにご支援いただき誠にありがとうございます。
2020年2月26日19時00分をもちまして、第二の目標に掲げた200%280万円を達成しクラウドファンディングは終了いたしました。
実に354人もの方々からご支援をいただきました。
ご支援下さいました皆様
応援して下さいました皆様
知人・友人・お世話になっている方々・お声がけくださった皆様・関係機関の皆様
そして、かたくり福祉作業所の皆様
ご協力本当にありがとうございます!
また、この場を借りてクラウドファンディングのサイトの構築・運営に携わり、畑に出てばっかり私に代わってクラウドファンディングを取り仕切った姉にもお礼を言いたいと思います。
このクラウドファンディングは、白石農園とかたくり福祉作業所によるアスパラガスのプロジェクトの最初の一歩であり、挑戦でした。
クラウドファンディン開始前は非常に心配でしたが、開始直後から予想をはるかに超える多くの方々のご支援を頂くことができました。
また、クラウドファンディングを通じて今まで繋がりのなかった多くの方々とも繋がることができました。
アスパラガスの出荷は今後10年以上続きます。
皆様に愛されるアスパラガスを目指してかたくり福祉作業所と共に頑張っていきます。
最後に重ねてお礼申し上げます。
今後とも、白石農園とかたくり福祉作業所のアスパラガスをどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年2月26日 白石農園 白石 秀徳
今後の参考にもさせていただきたいので是非ご感想・ご意見を頂きたいです。
メールやSNSのメッセージでお待ちしております。
Mail : shira14farm@gmail.com (担当 白石秀徳)
Facebook : https://www.facebook.com/nerima.shiraishifarm/
Twitter : https://twitter.com/nerinouba
Instagram : https://www.instagram.com/shiraishifarm/
お知らせ
◆2020.3.24 更新
機材が揃いました!ありがとうございます。かたくり福祉作業所で稼働しています。
大型冷蔵庫の様子はこちら▼ >>>Instagramの投稿<<<
アスパラガス専用選別機の様子はこちら▼ >>>Facebookの投稿<<<
アスパラの様子などFacebookで掲載しています。
◆2020.3.1 更新
≪通常予約販売を開始いたしました≫
クラウドファンディング同様にご購入いただくことで、かたくり福祉作業所へ工賃をお支払いすることができます。
白石農園の通販サイト https://shiraishi-farm.com/
◆2020.2.9 更新
たくさんの方々に支援していただき、募集を開始してからの9日間で目標金額140万円に到達いたしました。
本当にありがとうございます。
終了日の2月29日まで20日間残っています。
そこで、まだまだ募集を継続し新たに200%の280万円を目指したいと思います。
正直に言いますと、返礼品の郵送代や作業所へ支払う雑貨代・工賃などもあり差し引くと当初の目標金額では機械の購入代金全額には足りていないのです。
何より支援して下さる方がまだいるのであればかたくり福祉作業所へも多くの雑貨代金と工賃をお支払いすることができます。
残り期間、どうか引き続きご支援をお願い申し上げます。
皆様このページをご覧いただきありがとうございます。白石農園の白石秀徳と申します。
白石農園は江戸時代から350年以上にわたり東京都練馬区大泉町で農業を営んでまいりました。
私は代々続く白石農園の跡取りとして2016年に就農しました。
「東京23区に農家なんているのか?」と思う方も多いと思います。
江戸時代には練馬は江戸から近く野菜の供給基地として大変重要であったと言われています。
「練馬大根」という名前を耳にしたことはないでしょうか?
これは江戸時代から昭和まで沢庵用として大量に生産された練馬が誇る大根です。
このような農産物を生産するために東京都内、特に練馬にはたくさんの農家がおりました。
しかし、戦後の高度経済成長で都内の農地は開発されて宅地や工場となり多くの農家がいなくなりました。
その後も、限られた農地での生産性の低さや重労働、相続等の問題から東京の農家は減り続けています。
私たちのように農地を売りに出さず未だに農業を営んでいる農家は非常に少なくなってしまったため「東京23区に農家なんているのか?」と思うのもしかたないかもしれません。
「そもそも東京に農業は必要ないんじゃないか?」という意見もあると思います。
しかし、我々は都市農業にしかできないことがありそれを守っていかなければいけないと信じています。
都市の農業は食糧生産にとどまらず市民農園・観光農園などのレクリエーションや教育・福祉・防災などの都市的課題を改善する役割があります。
これらの特徴をより生かすために白石農園では野菜の生産だけではなく「体験農園」「就労移行支援の受入」「ブルーベリー摘み取り農園」「年間1000人以上の小中学生の体験受入」などの多くの取り組みを行ってきました。
これらの取り組みは多くの収益を生み出すものではありませんが都市農業の役割として行ってきましたし、
今後も行っていきたいと思います。
しかし、経済的にこれらの事業のみで農業を続けるのは難しく、このたび収益の柱として「アスパラガスの生産」を始めることとなりました。皆様にはこのアスパラガスを支援して頂くことで都市農業を応援していただきたいのです。
今までの事業に加えアスパラガスの生産を始めるにあたり労働力の確保が課題でした。ただパートを雇うこともできますが「より社会に貢献できるような事業にしたい!」という思いがありました。そんな時、障がいのある親戚を思い出し、「障がいのある方と仕事ができないか?」と考え、地域にあり練馬区社会福祉協議会が運営する「練馬区立かたくり福祉作業所」へ作業を依頼したいとお願いしたところ、快く承諾して頂きました。
~かたくり福祉作業所より~
練馬区社会福祉協議会が運営する「練馬区立かたくり福祉作業所」は主に知的障害のある方々が通い、作業・生活・就労の支援を行う福祉施設です。利用者がそれぞれの個性や長所を発揮し、毎日いきいきと活動をしています。業者から受注する軽作業(封入、封かん、ラベル貼り、日用品・雑貨のセット作業、割りばしのさや入れ等)を集中して手際よく進める人、公園の清掃や園芸活動等の屋外作業に一生懸命に取り組み汗を流す人、独創的なイラストを描きオリジナル商品を製作する人など、一人ひとりがさまざまな場面で輝きを放っています。
「かたくり福祉作業所」では障害がある人もない人も、住み慣れた地域で自立した生活をしていくためには地域の方々との交流や地域への貢献が大切だと考えています。
また福祉作業所(就労継続支援B型事業所)では工賃(賃金)が支払われますが、厚生労働省の調査によると平成30年度の平均月額工賃は16,118円となっており、「かたくり福祉作業所」はその平均を下回る現状です。そのような状況の中、農福連携(農業と福祉の協力)として「かたくり福祉作業所」と「白石農園」との協働作業が決まりました。利用者の器用さ、丁寧さ、真面目さ、体力等を発揮して、地域で育ったアスパラガスの(インターネット)販売に関わることで、地域との交流がさらに深まります。また消費者の感想や反応等のフィードバックを受けることで、利用者のやりがいや生きがいにもつながります。
そして今までにない新たな分野の作業が加わることで工賃(賃金)のアップへとつながります。
かたくり福祉作業所とハウスでの共同作業
このように作業を委託することになった一方で、この作業委託に関する協議をするうちに2つのハードルも見えてきました。
・アスパラガスの切断等で刃物を使うと利用者の事故やけがにつながる恐れがある。
・作業所には専用の冷蔵庫がないため、アスパラガスが劣化する恐れがある。
これらの問題を解決するために「アスパラガス専用選別機」と「大型冷蔵庫」を導入することになりました。しかし、それらの機材は決して安いものではありません。
このたび皆様に頂いたご支援はこれらの機材の購入費用に充てたいと考えています。
ここまで私たちの取り組みや事業に関する思いを述べてまいりました。
思いを感じていただけたと思いますが、肝心の商品であるアスパラガスが売れなければ持続可能でないと思われるかもしれません。
その点は安心して頂きたいです。
新鮮なアスパラガスはとにかく旨い!
実は私は就農する前まで日本一の青果市場である大田市場のセリ人として主に
アスパラガスを販売しておりました。
自分が販売したアスパラガスの総額は10億円以上です。
そんな自分が一番おいしいと思ったアスパラガスは収穫してすぐのアスパラガスです。
大田市場でセリ人だった頃
アスパラガスは若い芽のために非常に劣化が早い特徴があります。
時間がたつとともに甘みも落ち、スジも出て繊維質になっていきます。
しかし、アスパラガスの大産地は九州や北海道など東京からは遠く離れたところばかりです。
普通に生活していては本当に新鮮なアスパラガスには出会えないのです。
しかし、東京都内で作ったアスパラガスならば都内の消費者に収穫翌日に届きます。
こんな新鮮なアスパラガスは手に入らないです。
消費者の皆様にぜひ新鮮で美味しいアスパラガスを食べていただきたいです。
イメージ写真(本物はもうすぐ!)
支援者の皆様には「初物」を!
ご支援いただいた皆様にはお礼といたしまして2020年に収穫される白石農園の「初物」アスパラガスと
かたくり福祉作業所のオリジナル雑貨をセットにして送りたいと考えております。
このお礼は本格的なアスパラガスのインターネット販売に向けての予行演習も兼ねております。
支援者の皆様におかれましては是非とも忌憚ないご意見をいただきたいと思います。
最後になりますが
「都市農業の存続のため」「障害者が住み慣れた地域で自分らしく生活ができる社会に」「美味しいアスパラガスを食べる消費者のため」皆様のご協力をお待ちしております。
今年の春、アスパラガスはもう芽吹きはじめている。
ナポリピッツァ世界大会1位Pizzeria gtalia da filippo
岩澤正和シェフより
GTALIAが練馬に来たのはピッツァ窯がまだ無かったことと、練馬なら農業と繋がることで新たな文化を残すことができると感じたからです。住宅街のイメージが強い練馬ですが実はよい食材が沢山生産されています。
その中でも白石農園には多くの種類の野菜があり、継続的に仕入れをさせていただいています。2017年には白石農園の野菜を使ってイタリアで行われた世界大会で入賞もしました。
そんな白石さんが一念発起して作り始めたアスパラガスはきっと美味しいものができるはずです。都内産ということで鮮度も抜群です。
この取り組みが成功して新鮮なアスパラガスが多くの人に届き、福祉や農家・飲食店・消費者が繋がり、沢山の笑顔がある世の中になることを期待しています。
Pizzeria gtalia da filippo 石神井公園
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13149962/
練馬区議会議員
石黒たつお様より
23区の中で最大の農地面積を有する練馬区にとって、農業は区を特徴づけるものの一つであり、重要な産業です。しかしながら、残念なことに、練馬区内の農地は年々減少しています。都市農地は、農業生産の場だけではなく、環境保全機能や教育としての機能、土に親しみ農を楽しむレクリエーション機能、災害時の一時避難場所や被害の拡大を防ぐ防災機能など多面的な機能が評価されています。白石農園ではお父様の好孝さんの頃から、これらの機能がより多く発揮されるように様々な取り組みをされています。
息子の秀徳さんの新たな取り組みでもあるこの「農福連携」の成功が、都市農業と福祉が魅力あるものになり、練馬区が更により良い街となるよう私も応援しています。
社会福祉法人 練馬区社会福祉協議会 会長
大江 義宏様より
練馬区社会福祉協議会が運営するかたくり福祉作業所は、地域に開かれた施設を目指し、地域交流イベントや利用者の作品を展示するギャラリー開催など様々な事業に取り組んでいます。
この度、近隣の白石農園からお声掛けをいただき、アスパラガスの選別・梱包等の作業を作業所として協力させていただくこととなりました。利用者の個性や長所を活かしながら「農福連携」の取組みとして進めていければと考えています。
白石農園との連携を通して、利用者のことをより知っていただくことで、地域の方々との交流がさらに深まり地域への貢献にもつながると考えています。
障害者が住み慣れた地域で自分らしく生活ができるよう、そして、障害の有無にかかわらず誰もが支える側にも支えられる側にもなれるような地域づくりの取り組みのひとつとして実を結んでいければと思います。地域のみなさま方のご理解と応援をよろしくお願いいたします。
社会福祉法人 練馬区社会福祉協議会
メディア掲載情報
『朝日新聞』様 2月9日(日)掲載
プロジェクトを取材して頂きました。誠にありがとうございます。下記でも配信して頂いています。
東京都練馬区大泉で350年続く農家です。約100種類の野菜とブルーベリーを生産販売してます。
野菜は近隣のスーパーで販売されているほか、練馬区内の飲食店へも納品しております。
また、約120区画ある体験農園やブルーベリーの摘み取り農園、学校給食・子供食堂への食材提供、小中学校の体験学習の受け入れなどの活動もしております。
白石秀徳
東京都練馬区出身 / 1988年11月14日生(31歳)
2011年 北海道大学農学部卒業後、日本最大の青果卸である「東京青果」に入社。在職中はセリ人としてアスパラガスやブロッコリー、インゲンなど様々な品目を担当し全国の産地を飛び回り年間10億円以上の野菜の販売を行う。
2016年 東京青果を退社後、家業の農業を継ぐために就農。地元へ新鮮な野菜を供給するために、セリ人時代の人脈を生かし地元スーパーに地場野菜のコーナー設置、区内の飲食店からの要望に応じ10件以上の飲食店と取引を開始する。同時にアスパラガスを経営の柱とするために、セリ人時代に惚れ込んだ産地である栃木県の生産者の元へ通いアスパラガスの栽培について学ぶ。
【お礼の内容(発送は2月下旬より順次発送予定)】
白石農園のアスパラガス 500g
かたくり福祉作業所のオリジナル雑貨のセット
以上2点をセットにしてお届け。
※雑貨セットの内容は一つづつ違います。
※送料込の金額です
頂いたご支援は福祉作業所で使用する
「アスパラガス専用選別機」と「大型冷蔵庫」
購入費用に充てたいと考えています。